宅地建物取引主任者ってどんな資格?
宅地建物取引主任者(宅建)とは、不動産の取引が公正におこなわれるために設立された国家資格です。主な仕事には、不動産の売買や貸借の契約の際に、買主や借主に対して重要事項の説明をし、その取引の契約書を作成することなどがあります。これは宅建有資格者のみに許される「独占業務」となっています。
資格を取得してすぐに独立することは難しいですが、不動産業などの企業で宅建取引業務の経験を積めば、不動産仲介業や不動産販売業で独立開業することが可能です。
宅地建物取引主任者の資格を取得するメリット
宅建には「独占業務」があることと、不動産取引をおこなう業者は5人に1人以上の割合で宅建有資格者を置くことが義務づけられている「設置義務」のために、常に非常にニーズの高い資格です。
不動産業への就職にはもちろん有利になりますし、不動産を担保に融資する金融業や、店舗開発をする販売・サービス業など、一般企業の財務部門などでも採用の際に有利になります。有資格者はベース給がアップするというケースも多く見られます。
また、企業で経験を積んだ後、不動産仲介業者として比較的少ない資本で独立開業することもできます。
受験資格
特にありません。
試験時期
例年、10月の第3日曜日
難易度
■資格に興味を持ったら、まず通信講座の数社に資料請求をすることをおすすめします。資料請求は無料でできるうえ、その資格の概要、学習内容、学習方法を詳しく知ることができます。独学で目指す方でも、教材の選び方や学習の仕方など参考になる情報をたくさん得ることができます。書店で導入本を買ったり、インターネットに溢れる膨大な情報を読み取るよりも非常に効率的です。