行政書士ってどんな資格?
行政書士は、個人や企業と官公署をつなぐ役割を持つ、いわば「街の身近な法律家」で、この資格は国家資格の中でNO.1の人気です。主な仕事は、個人や商店・企業から依頼を受けて、官公署に提出する書類を作成したり代理提出することです。例えば、飲食店などの許認可手続きや、株式会社設立の手続き、遺言書作成などがありますが、扱える書類は数千種類にも及びます。
最近は、書類作成代行だけでなく、コンサルティングを含めた、行政への手続きに関する相談業務をおこなうことも多くなり、その仕事は多種多様に広がっています。
行政書士としての働き方は、自ら事務所を開業して独立するケースが多く、その前に行政書士事務所に勤務するという方法もあります。
行政書士の資格を取得するメリット
行政書士の業務の幅は大変広く、大企業の経営から個人の人生に関わる内容まであります。また、書類作成や相談業務など、その仕事の性質が女性の特性を活かしやすいことから、行政書士は女性が活躍しやすい仕事といえます。
独立開業は少ない資金で可能で、自宅を事務所とすることもでき、また、仕事の時間も比較的自由に設定できるので、家事・育児をしながら仕事をおこなえます。
行政書士事務所へ就職するには、資格を取得していることが当然有利になりますが、それだけでなく、不動産業や建設業などの一般企業、それ以外の企業でも総務・法務への就職でも、法律の知識があるということで資格保有者が採用の際に優遇されたり、ベース給がアップされることが多くあります。
受験資格
特にありません。
試験時期
例年11月第2日曜日
難易度
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