調剤薬局事務ってどんな資格?
調剤薬局事務とは、調剤薬局で患者さんへの請求額などを計算し、「レセプト(調剤報酬明細書)」を作成するのが主な仕事になります。その他にも、受付での患者さんの対応や薬剤師が扱う書類の整理や電話対応など局内の事務を担当し、患者さんと薬剤師をサポートするというやりがいのある仕事です。
調剤薬局事務には国家資格はなく、民間資格が数種類あります。通信講座で目指す場合、それぞれ取得できる資格が異なりますが、どれも基本的な内容に変わりはありません。
調剤薬局事務の資格を取得するメリット
調剤薬局事務の仕事をする際に資格は必須ではありませんが、未経験者の場合は資格を取得しておくことで、就職が非常に有利になります。「経験者求む」といった求人でも、未経験の資格取得者が採用されるケースも多くあります。
現在、国策で「医薬分業」を推進しているため、調剤薬局の店舗数はここ数年増加傾向にあります。調剤薬局事務のニーズも増加しており、調剤薬局は全国にあるので、どこにいても職場を見つけやすいです。また、勤務時間もフルタイムやパートタイムなど選択肢が多いので、家事・育児との両立もしやすいです。
受験資格
多くの場合制限はありませんが、なかには「指定講座の受講」などの条件が必要となる資格もあります。
試験時期
それぞれの資格によって異なりますが、年に数回おこなっているものが多いです。
難易度
■資格に興味を持ったら、まず通信講座の数社に資料請求をすることをおすすめします。資料請求は無料でできるうえ、その資格の概要、学習内容、学習方法を詳しく知ることができます。独学で目指す方でも、教材の選び方や学習の仕方など参考になる情報をたくさん得ることができます。書店で導入本を買ったり、インターネットに溢れる膨大な情報を読み取るよりも非常に効率的です。